ハウス、テクノのレコードが買えるレコード屋パート2!
パート1でご紹介したお店も半分ぐらいは中古盤の取り扱いがありますが、パート2では中古盤の販売をメインとして力を入れているお店をご紹介いたします。
中古盤の購入は、ハズレを引かないためにも、”盤質”、”オリジナル盤or再発”、”市場の相場価格”など気に留める必要があり、新譜を買うよりもシビアにならなければなりません。
中古盤にはコンディション表記というものがありますので、盤質に関してはある程度はわかるようになっています。
表 記 | 内 容 |
M(ミント) | 新品同様 |
NM(ニアーミント) | ほぼミント、未使用またはそれに近い同等品 |
EX(エクセレント) | うっすら傷がある程度、中古品としては良好 |
VG(ベリーグッド) | 傷があるがリスニングには問題がない一般的中古品レベル |
Good(グッド) | 明らかに傷があり、リスニングに問題ある状態。レコードの評価でGoodとは悪い状態を指す |
Poor(プアー) | 不良品 |
コンディション表記は店によってかなり違いがあるので、店ごとに判断する必要があります。実際には上記に加えて、EX−、VG+、のようにプラスとマイナス表記を使いさらに細かくグレード分けをしていることが多いです。
店舗に足を運べば、実際に盤を見て、試聴することが出来るので、盤質問題はより簡単にクリア出来ますが、店舗によっては試聴の枚数制限があったり、試聴自体が出来ない場合もあります。
その場合、スマホが無かった時代なら”ジャケ買い”や”レーベル買い”という荒技もありましたが、今はスマホですぐ調べることが出来るので、youtubeやその他ネットを駆使して楽曲のリサーチをすると良いです。
国内レコードショップ
Next. Records
Next.Recordsは12インチシングル専門のレコード店で、80年代、90年代のHouse・Dance ClassicやHip Hop・R&Bを多く取り扱っており、さらにオリジナル原盤にこだわって仕入れをしています。
一般的にアナログレコードは、収録曲数が少ないほど音質が良くなります。片面に4曲〜5曲入っているLPレコードよりも、片面に1曲〜2曲しか入っていない12インチシングルの方が音質が良いです。
また、現代のデジタル環境とは違い、昔のレコードのマスター音源はテープなどのアナログで収録されているため、コピーをするたびに劣化していきます。そのため再発盤は一般的にオリジナル原盤と比べ音質劣化しています。
これがオリジナル原盤が重宝される理由で、時にレア盤などは高騰することがあります。 また、店主は日々レコード店を運営していくにあたり出てくる様々なトピックをブログに書いており、レコードに対する想いを見ることが出来ます。
Ticro Market
福岡市にある新譜、中古両方に対応しているレコードショップです。
ほぼ全てのジャンルの音楽を取り扱っていて、テクノ・ハウスだけでもかなりのタイトル数があり、幅広いセレクションが魅力的です。 バイヤーによる買付日記などあり、中古盤に力を入れている様子がうかがえます。
Kent Record
静岡のレコード店で、ハウスミュージックに特化した商品ラインナップです。 90’s House、Deep Houseなどに強くハウス専門店に相応しいセレクションが魅力。
9 States Records
ハウスクラシック、90年代のハウスに強いお店で、Satoshi Tomiie氏の個人所有のレコードも販売しています。
Disk Union
Disk Unionは国内最大級のレコードショップです。 オールジャンル揃えており、レコードの他、CD、書籍、グッズ販売などを行っています。 その他、ジャズ館やロック・インディーズ館、昭和歌謡館などジャンルで専門店舗を設けているのも特徴的です。
ハウス・テクノは、新宿ソウル・ダンスミュージックショップ、渋谷クラブミュージックショップ、下北沢クラブミュージックショップにたくさんあり、新譜と中古どちらも取り扱いがあります。
海外レコードショップ
Hhv
Hhvはドイツのレコードショップです。ほぼオールジャンルの取り扱いがあり、テクノ・ハウスだけでも2万点以上の在庫があります。
中古だけでなく新譜の品揃えも豊富です。
Recordsale.de
Recordsale.deもドイツの大型レコードショップです。
Discogs
ディスコグスは音楽に関するデータベースサイトです。
Discogs自体はレコードショップではありませんが、マーケットプレイスが用意されており、レコードを売りたい個人から業者までが、マーケットプレイスで出店しています。 Discogsを使いこなせれば、かなりのレアもの以外は大抵のレコードは手に入ります。
ただし、国によっては送料がかなり高くつく場合があるので、必ず送料を含めて計算する必要があります。また、取引実績の少ないセラー、または取引評価の悪いセラーはトラブルになりやすいので、避けることをオススメします。
購入時はPaypal経由で支払いをすれば、バイヤープロテクションという保証がついてますので、万が一、不良品だった場合や届かない場合などに対応してもらえるので安心です。