ブエノスアイレスのYaeltexが、カスタムMIDIコントローラーの最新世代となる「V3」を発表し、ユーザーから長年求められていたフルカラーディスプレイをついに搭載しました。

0.96インチのフルカラー画面は最大16基まで好きな場所に配置でき、それぞれにリアルタイムのフィードバックやVUメーター、ダイナミックラベルなどを表示できます。

共同創業者のMateo Ferley Yaelによると、ディスプレイはV2の登場以来、ずば抜けて要望の多かった機能です。

ただ、難しかったのは画面を載せることそのものではなく、プロの現場のさまざまな用途に使える柔軟なモジュール式のシステムに組み込むことだったと話しています。

ハードウェアは新しいKilomuxメインボードになり、エンドレスエンコーダーは32基から64基へ、ポットやフェーダー、ジョイスティックなどのアナログ入力は64基から128基へと倍増しました。

マイコンも強化され、MIDIのルーティング用にUSB-Cポートを2つ備えたうえ、V2のコントローラーとの互換性も確保済みです。

設定ソフトのKilowhatもmacOSとWindows向けの単独アプリとして作り直され、各コントロールのメッセージやチャンネルを個別に設定できるほか、一括編集やバンク間のコピーにも対応します。

画面上のモデルビューでハードウェアをつなぐ前から設定を始められ、本体のコントロールに触れればアプリがその項目へ移ります。

Ableton Liveのコントロールサーフェススクリプトをアプリの中で開発する機能も入りました。

ただしV3版のKilowhatは今のところV2の機器に対応しておらず、のちのアップデートで対応する見込みです。

Yaeltexの始まりは2009年、パタゴニアのバリローチェで兄弟のAlejo YaelとMateo Ferley Yaelが最初のコントローラーを作ったことでした。

2016年に法人化してV1を発表し、2020年にV2を送り出しています。

Yaeltex – Custom MIDI Controllers, Built for How You PlayYaeltex builds custom MIDI controllers for musicians, producers and visual artists — modular, hand-assembled in Buenos …