ロンドンのMinistry of Soundで、メインルーム「The Box」を約20年にわたって鳴らしてきた6スタックのMartin Audio製サウンドシステムが売りに出されました。

販売を手がけるのは音楽に特化したオークションハウスのWax Poeticsで、10月29日から、購入を希望する人が個別に問い合わせる形で受け付けています。

2008年に導入されたこのシステムは長くクラブの象徴として親しまれてきましたが、35周年を記念した今年1月の大規模な改装でKV2製のシステムに役目を譲り、引退していました。

Wax Poeticsではこれとは別に、現地時間10月29日17時から、クラブの歴史を物語る品々のオークションも始まりました。

出品されているのは、オリジナルのミラーボール2点や元のダンスフロアの一部、当時の建築図面、Ministryマガジンのバックナンバー12冊などです。

フライヤーやプレス用のネガフィルム、写真スライド、Eric Prydz「Call On Me」とMinistry of Sound「The Annual III」のセールスアワードも並びます。

Wax Poeticsの共同創設者Dave Holtは、フライヤーのラインナップから写真に残る夜まで、コレクションの一つひとつがクラブの物語の一部を伝えていると話します。

一方でサウンドシステムはそれとは役割が違い、毎晩レコードを共有の体験に変えてきた機材で、The Boxとそこを踊り場にしてきた世代の人々に直接つながるものだと語りました。

1月に発表された改装は、1991年の開業以来初めてとなるメインルームの大きな改修で、空間を「完全に再構想」するものとされていました。

The BoxではDJブースが360度から見渡せるよう低くされ、バックステージ側の拡張で収容人数が200人増えたほか、最新の照明設備も新たに導入されています。

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