EQの使い方が上達する耳のトレーニングアプリ

EQの使い方が上達する耳のトレーニングアプリ
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ダンスミュージックに限らず音楽制作をする場合、楽曲を仕上げるためにミキシングやマスタリングという作業が必要となります。

クオリティの高い作品に仕上げるために、ミックスやマスタリングを経験豊富なエンジニアに依頼することもあると思います。

特にマスタリングにおいてはあえて自分で行わず、客観的に判断できる第三者に任せた方が良いという意見もあったりするぐらいです。

しかしながら、エンジニアに頼むのは費用も掛かりますし、なにより自分の作った曲をブラッシュアップさせていく作業は単純に楽しいので、多くのDJやトラックメーカーは自分で取り組んでいることだろうと思います。

そんなミキシング作業の中でも、多くの人を悩ませているのがEQではないでしょうか。

EQはベーシックでありながら最も重要かつ難しい作業の一つで、各楽器の音量バランスとEQで整ったトラックを制作することは、いくつもの試行錯誤と耳の鍛錬が必要となります。

問題のある周波数や音量の足りない周波数が即座に判断出来れば、きれいなバランスのサウンドを作ることにも、EQ処理する時間短縮にもつながります。

知識や経験はトラックを大量に作り、数多くのミキシングを行うことや、ミキシングを勉強できる有料動画などを観ることである程度養われますが、耳の鍛錬は能動的に取り組まないとなかなか向上しないうえに、とにかく地味で退屈です。

今回はそんな退屈なトレーニングを効率よく出来る可能性のあるアプリを4つご紹介します。

目次

Quiztones

quiztones

QuiztonesはEQのトレーニングアプリで、「Tones」「EQ」「Gain」の3つからタイプを選び、クイズ方式でどんどん回答していきます。

ゲームというよりは単語帳を使って英語を覚えるのに近い感じのスタイルです。

Mac用デスクトップアプリが2,400円
iPhone/iPad用のアプリが800円

となっています。

QuiztonesはMacとiPhone/iPadにアプリの互換性がないので、両方で使いたい場合はそれぞれ購入が必要です。

多くの人はiPhone/iPad用のみで十分でしょう。

アプリに含まれている様々な楽器の音のほか、iTunesライブラリを利用して、自分の好きな曲を使って出題することが可能となっています。

ただし、Apple Storeでダウンロードされたものなど、DRMで保護された曲にはアクセスすることが出来ないようなので、保護されていないオーディオファイルのみで利用することができます。

Soundgym

soundgym

オーディオエンジニアのトレーニングツールで最も有名なSoundGymです。

こちらはアプリをダウンロードせず、ウェブ上で動作するソフトで、EQ、コンプ、リバーブ、ディストーション、パンニング、ステレオイメージなど、ミキシングに関する耳のトレーニングをゲーム感覚で行うことが出来ます。

いくつかのゲームは会員登録するだけで無料で行えますが、多くのゲームはサブスク契約、または購入が必要です。

月契約のサブスクが$24.95/月
年契約のサブスクが$11.40/月($136.80/年)
買い切りプランが$395

となっており、他社のアプリと比べると高いですが、その分クオリティが高く、EQだけでなくミキシングに関するトレーニングを楽しく伸ばすことが出来るようになっています。

Train Your Ears

train your ears

TrainYourEarsはイコライザーと周波数を簡単に理解できるように設計されたMacおよびPC用のイヤートレーニングソフトウェアです。

主な機能として以下があります。

「Audio Player/Noise Player/Live Player」
自分のオーディオファイルを再生したり、搭載されているノイズを利用したり、iTunesやSpotifyなどからオーディオをルーティングすることができます。

「Exercise Designer」
周波数、フィルタータイプ、ゲイン、Qファクターなど、出題されるトレーニングの内容を詳細に設定することができます。

「Guess Method」
元の信号とイコライズされた信号を聴き、どのパラメータが変更されたかを推測します。

「Correct Method」
EQを使用してイコライズされた信号を修正して、元の信号と同じように聞こえるようにします。

価格は買い切りで49€となっています。

HearEQ

hear eq

HearEQはiPhoneまたはiPad専用のiOSアプリです。

HearEQではアプリに組み込まれたサウンド、または自分のオーディオファイルを使ってEQトレーニングが行えます。※DRMで保護されたトラックやストリーミングなどは利用できません。

アプリの価格は1,000円です。

加えてHearEQではアプリ内課金があり、ピンクノイズを追加したり、「Premium EQ」モジュールの追加で10バンドを30バンドのイコライザーに拡張したり出来ます。

まとめ

ダンスミュージック制作において、耳のトレーニングは地味ですが、最終的に大きな礎となってくれるものです。

シンプルなアプリから、飽きないよう工夫されているアプリまで色々とありましたが、どのアプリでも基本となるEQスキルを伸ばしてくれるトレーニングが含まれていますので、予算、手軽さ、アプリのクオリティなど、自分のニーズに合ったものを選べばOKです。

長い期間掛けてのんびりやってもイイですが、おすすめの方法は短期間に集中して、ある程度の感覚を一気に身につけてしまうことです。

スマホや小さなスピーカーで利用する場合は判断しづらい音がありますので、状況に応じてヘッドホンとスピーカー両方を使い分けての利用が推奨されています。

注意点として、大きな音で長時間プレイすると耳にダメージを受けるので、適度な音量で1日30分以内に収めることをおすすめします。

特にヘッドホンはダメージが大きいと言われていますので、これらのトレーニング関係なく日々音量には気を付けたいものです。

また、アプリでは超高域(10,000Hz以上)の音が鳴る場合もありますが、超高域の音は自分の持っている聴力や年齢によって聴こえない、または聴こえづらいことがありますので、聴こえないからといって音量を上げることは耳のダメージになるので止めましょう。

DJやクラブミュージックのクリエーターは大きな音に曝される機会が多いので、常日頃からなるべく耳を保護するように意識する必要がありますね。

耳の健康第一です。

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