DJの友達や恋人へプレゼントしたいと考えたことはありませんか?
DJを始めたばかり、または興味を持ってるお子さんを持つパパやママもいることでしょう。
「でも、私自身はそこまでDJに詳しいわけじゃない、どんなプレゼントをあげれば喜んでもらえるのだろう?」
自分がDJカルチャーに詳しい場合はすぐにプレゼントを考えつくかもしれませんが、見当がつかずに困っている人もいるはずです。
プレゼントはどんなに些細な物であっても「自分のことを想って選んでくれた」という、その気持ちだけで嬉しいものですが、出来れば相手により喜んでもらえるプレゼントを渡せるとベストですよね。
それではいってみよう!
まずは聞き取り調査せよ
DJに喜ばれるプレゼントは相手の経験値によって違いがあります。
とくにサプライズで渡したい場合は、まずは聞き取りを含め調査がとても重要です。
「最近のDJ活動はどうなの?」といった当たり障りのない会話から探っていく、または共通のDJの友人などがいる場合は協力して探ってもらうのもアリかもしれません。
すでに相手が同じようなアイテムを持っている可能性もあるので、探偵さながらに相手に気づかれないよう慎重に調査を行いましょう。
DJに興味を持っている段階の人へのプレゼント
DJを始める前の人が喜ぶプレゼントといえば、なんと言ってもDJコントローラーでしょう。
始める前の人は「DJカッコいい」「早くやってみたい」とウズウズしてるのです。
しかし、DJ機材は入門機だとしても、10代、20代前半の若者たちにとっては結構な出費になりますので、二の足を踏んでいることも多々あるわけです。
そのため、DJ機材をまだ持っていない人には一番喜ばれること間違いなしです。
なお、クラブで使われているようなプロ用機材は何十万もしますので、プレゼントとしては現実的ではありません。
それはDJとして成長した暁に、ステップアップのために自分で購入するような代物です。
初心者向けにはメーカー各社から廉価なDJコントローラーが多数リリースされていますので、その辺りからスタートするのが一般的です。
ブランド | Numark | Hercules | Pioneer DJ |
型番 | Party Mix II | DJ Control Mix | DDJ200 |
/アプリ | 対応ソフトSerato DJ Lite (パソコン) djay (スマホ) | Serato DJ Lite (パソコン) djay (スマホ) | rekordbox (パソコン) WeDJ (スマホ) djay (スマホ) edjing Mix (スマホ) |
参考価格 | 1万円前後 | 2万円前後 | 2万円前後 |
DJ入門用のプレゼントとしてDJコントローラーが1〜2万円で購入できるのは素晴らしいです。
Herculesの製品は2023年11月に代理店が入り、ようやく日本に本格的に進出しました。
Bluetoothによるワイヤレス接続が出来るのも商品として魅力的です。
上記3つは全てスマホアプリにも対応しているので、パソコンなしでもDJプレイが楽しめるのも特徴です。
ただし、機材のサイズはかなり小さいため、DJ操作がしづらいのは否めませんし、機能的にも多少制限があります。
もう少し価格が上がっても良い場合は、機能面がより充実した3万円〜5万円前後のDJコントローラーもあります。
DJコントローラーとしてはこの辺りの価格帯が最もコスパが良く人気があります。
ブランド | Native Instruments | Reloop | Pioneer DJ |
型番 | TRAKTOR KONTROL S2 MK3 | READY | DDJ FLX4 |
/アプリ | 対応ソフトTraktor Pro3 (パソコン) Traktor DJ (スマホ) | Serato DJ Lite (パソコン) djay (スマホ) | rekordbox (パソコン) Serato DJ Lite (パソコン) rekordbox (スマホ) |
参考価格 | 35,000円前後 | 45,000円前後 | 44,000円 |
これらのDJコントローラーでは操作出来る機能が増え、より本格的なDJプレイが行えます。
また、Reloop READY以外は少し機材のサイズが大きくなり、操作性に若干の余裕が生まれます。
Pioneer DJの「DDJ FLX4」は大人気機種「DDJ400」の後継モデルなので、どれを買えば良いかわからない場合はこちらがおすすめです。
Pioneer DJの製品はクラブのスタンダードだし、日本語の情報もたくさんあるので、初心者にとっては心強いですよね。
DJを始めたばかりの人へのプレゼント
一方、DJを始めたばかりの人はすでにDJコントローラーや、CDJ、PCDJのような機材を持っている可能性があります。
そのような場合はDJ周辺グッズの中からプレゼントを選ぶとイイかもしれません。
例えば、DJ用スピーカー、ヘッドホン、DJ用のSSDやUSBスティック、DJ機材を入れられる「UDG」のバッグなどが考えられます。
ただし、DJ用スピーカー、ヘッドホンは好みや使っている機材との相性もありますので、どれが良いか直接聞いた方が良いでしょう。
PCDJの人にはReloop Stand Hubのような多機能なPCDJ用のスタンドなんかもありますよ。
あとは本やDVDが好きな人だったら、DJのことが学べる本やDVDなんかもおすすめです。
中古でしか手に入らないレアな本やDVDもあるので、きっと嬉しいはずです。
ただし、レア物だったとしても中古品には抵抗のある人もいますから、レア物をプレゼントする時は親しい間柄だったとしても、絶対大丈夫なことを確信してからにすべきです。
あと、渡す時は「中古でしか売ってない超レアもので、あなたのために必死で探したよ」と言うことを強調してくださいね。笑
テクノ、ハウスに関してのおすすめの本、DVDは以下にまとめてあるので参考にしてみてください。
すでにクラブなどでプレイしている人へのプレゼント
すでにクラブでプライしている人はある程度自分の必要な機材が揃っているはずなので、より事前調査に力を入れなければなりません。
ゴルゴ13よろしく獲物をピンポイントで狙う必要があります。
DJ周辺グッズで持っていない物をプレゼントするのも良いですが、「自分では買わないけど新しい興味への扉を開いてくれそうなグッズ」というのも音楽好きを刺激してくれるはずです。
例えば、イヤープロテクター(イヤープラグ)、ドラムマシン、レコードプレーヤー、レアなレコードなどです。
その他にも自分のDJプレイを録音出来るハンディーレコーダーなども喜ばれるでしょう。
クラブなどでDJミキサーとハンディーレコーダーをつなげば、自分のDJプレイを録音することができます。
自分のプレイを録音して聞き返すことはDJとしての成長を促すことが出来るのですが、意外とハンディーレコーダーを持っていない人は多いです。
例えば、「Zoom H1essential」「Sony PCM-A10」「TASCAM DR-05」などはコンパクトで扱いやすく、コスパも良いのでおすすめです。
キャリアが長い人へのプレゼント
DJのキャリアが長い人は音楽へのこだわりもかなり強くなってしまっているため、難易度が高く、並大抵のプレゼントでは心を動かすことは出来ないかもしれないです。
従って、プレゼントをあげる必要なし!
…と言ってしまうと寂しいので、いくつか考えてみましょう。
キャリアの長い人が本当に欲しい機材ってなると、おそらくは高価なプロ用機材になると思います。
プレゼント出来る経済的余裕のある人は惜しみなくプレゼントしてあげてください。
しかし、ほとんどの人にとっては高級機材のプレゼントは現実的ではないので、捻りを効かせたグッズで心を揺さぶる方向で考えた方が良いと思います。
例えば、相手がテクノやハウスが好きな人であれば、ヴィンテージ機材や伝説的人物、場所なんかをモチーフにしたグッズなどです。
伝説的ドラムマシンの「TR-808」「TR-909」や、NYの伝説的なクラブ「Paradise Garage」のTシャツ、バッグ、クッション、スニーカーなどはわかりやすいですね。
アナログレコードを模したコースターや、DJミキサーのフェーダーやノブの色をカスタマイズする「Fader and Knob Caps」なんかの小物もイイですね。
これらはプレゼントされると思わず「ニヤッ」としてしまうグッズですよね。
価格も安いのでプレゼントする方も、される方も気負わずにいられるのもポイントです。
あとは自分が音楽に詳しいのであれば、相手の消耗品をチェックして、プレゼントするというのも良いかもしれません。
例えば、相手がレコードDJであれば、使っているレコード針の交換針とかレコードクリーナー、あとはレアなレコードなんかも喜ばれるでしょう。
また、CDJやPCDJを使っている場合は機材を接続する高級ケーブル、「Decksaver」などの機材カバー、使っているヘッドホンの交換用イヤーパッドなんかも考えられますね。
まとめ
イヤープロテクター、アナログレコードコースター、ミキサーのフェーダーキャップなどは、相手との関係性も気にせず気軽に渡せるものなので結構イイんじゃないかなと思います。
なお、ミキサーのフェーダーキャップ、ノブキャップは機材によってはサイズが合わない場合があるのでご注意ください。
あとは恋人であれば、相手が好きなアーティストのイベントや、フェスのチケットをプレゼントして一緒に行くなんてのもアリかもしれません。
DJへのプレゼントって、DJしている人や音楽に詳しい人にとっては簡単ですが、そうじゃない人にとっては難しいので、結局音楽とは関係ない普通のプレゼントを渡すことになりがちです。
普通のプレゼントでも喜んでもらえますが、たまには「えっ、こんなのよく知ってたね」と言われるようなプレゼントが出来れば、きっと二人にとってイイ思い出の一つになりますよね。