Teddy Douglas(テディ・ダグラス)
ボルティモアを中心に世界的に活躍するプロデューサーチームThe Basement Boys、その中心メンバーがTeddy Douglasです。
幼少期にTeddy DouglasはMotown、Stax、Philadelphia Internationalなどの音楽を聴いて育ちました。
高校生の頃にDJを始め、1983年にOdell’sやThe Club HouseといったクラブでプロのDJとしてのキャリアをスタートさせました。
その後、地元のレコード店で働いている間に、Thommy DavisとJay Steinhourに出会い、1986年にThe Basement Boysを結成しました。
89年に、Thommy Davisが脱退すると、代わりにDJ SpenがThe Basement Boysに加入し、続いて90年にDJ Karizmaが加入することになりました。
ボルティモア出身のDJを中心に作成されたこのチームは1986年に、最初のレコード「Love Don’t Live Here」がJump St. Recordsからリリースされました。
それ以降、The Basement BoysはMichael Jackson、Erykah Badu、Bob Sinclar、Crystal Waters、Ultra Natéなどの数多くのアーティストの作品を手がけ、その名を世に知らしめました。彼らの作品の中でもCrystal Watersのプロダクションは代表作と言えます。「GYPSY WOMAN」「100% PURE LOVE」は当時世界中のフロアでプレイされ大ヒットを記録しました。
Teddy Douglas個人のプロデュース作品としてはMarcell Russellをフィーチャーした「Only A Fool」、Margaret Graceをフィーチャーした「Whatcha Gonna Do」など、ソウルフルな黒人ボーカルを生かした作品を多くリリースしています。
Teddy Douglas & Luis Radio「The Violin」はTeddy Douglasの作品の中でも特に高い人気を誇る1曲です。当時DJ EMMAによる人気コンピレーションEMMA HOUSEに収録され、日本でも未だに高い人気を誇る名曲です。
Teddy douglas & Luis Radio – The Violin
また2004年Those Guys名義で発売した「I Walk Alone」はDimitri From Parisのリエディットにより大ヒットを記録しました。
一貫してソウルフルなハウスミュージックを提供し続け、時代に流されることなく独自のスタンスで活動を続ける唯一無二な存在です。繊細かつシンプルでエモーショナルなTeddy Douglasの音楽は、聞く人の心を浄化させ常に涙を誘います。
Teddy Douglasのおすすめ曲
The Basement Boys – Love Don’t Live Here
Teddy Douglas – Bombelaya (Bangin’ Mix)
Crystal Waters – Gypsy Woman (She’s Homeless)
Those Guys – Love Love Love (Original Mix)
Kenny Bobien – U Gave Me Love
Those Guys – Do The Boogaloo (Main)
Teddy Douglas – The Path (Salvation Main Mix)
Teddy DouglasのDJ Mix
Teddy Douglas of Basement Boys Dj Live 1990-2