Rick Wade(リック・ウェイド)

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Rick Wade(リック・ウェイド)

90年代から頭角を現し、およそ30年に渡ってデトロイトを拠点に活動するハウス・プロデューサーRick Wadeは、ディープかつジャジーなハウスの代名詞的存在です。

Rick Wadeは、シカゴから1時間ほど離れたミシガン州ブキャナンで育ち、叔父、叔母の影響でカーティス・メイフィールド、アル・グリーン、アイザック・ヘイズなどのアーティストや、サルソウルのディスコサウンドに興味を持ち始めました。

ハウス・ミュージック黎明期に活躍したHot Mix 5や、Frankie Knucklesなどがホストを務めていたシカゴのラジオ局「WBMX」の番組を幼少期から聴いていて、そこで流れる楽曲を収集していくことで、自然とDJを始めました。

90年代初頭、ミシガン大学在学中に、大学のラジオ局WCBNでハウスミュージックのミックスショーを担当していたRick Wadeは、すぐにトラックメイキングも行うようになりました。大学卒業後はデトロイトに移り住み、93年からレコードショップ「Record Time」で働き始め、ショップのマネージャーだったMike Huckabyに出会いました。その後、デトロイト・ハウス勃興を担うプロデューサー、Daniel Bellとともに、Harmonie Parkというレーベルを設立しました。

リリースされた最初のシングル「Late Night Basix」の中に収録された「I Do Believe」は話題の曲となり、Theo Parrish、Moodymann、Rick Wilhite、、Claude Young、Carl Craigなどのデトロイト・アーティストが数多くプレイしています。Harmonie Parkからは自身の作品以外にもTheo ParrishやMike Huckabyといったデトロイトのアーティストの作品もリリースしています。

Rick Wade – I Do Believe

その後も、デトロイト・ハウスの代表的レーベルMike Grantの「Moods & Grooves」、Andy Vazの「Yore」、Brett Dancerの「Trackmode」などからリリースを重ね、およそ30年に渡りデトロイトを拠点に精力的な活動を続けています。

最近ではヨーロッパのレーベルからのリリースも順調で、さらに世界的な評価が高まっています。今までにリリースされた数多くの作品は、Theo Parrish、Moodymann、Francois K.といったアーティストらにプレイされるなど、世界有数のプロデューサー、アーティストとして高く支持されています。

Rick Wadeのおすすめ曲

Rick Wade – Angry Pimp

Rick Wade – I Can’t Take It

Rick Wade – Contact

Rick Wade – Angry Days

Rick Wade – Can’t You See

Rick Wade – Hustlers Lament

Rick Wade – Hey Boy (Original)

Rick Wade – Feels

Rick WadeのDJ Mix

Rick Wade @ 20ft Radio

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