Masters At Work(マスターズ・アット・ワーク)

Masters At Work(マスターズ・アット・ワーク)

Louie VegaとKenny Dope2人のネイティブニューヨーカーによる史上最強のハウスユニット、それがMasters At Workです。

ラテンやアフリカン・ジャズ・ダンスクラシックなどのアフロなバックグラウンドを持つ”Little” Louie Vegaに、ヒップホップやレゲエ・スクラッチなどのストリートカルチャーに影響を受けたKenny “Dope” Gonzalez。

共通の友人であるTodd Terryを通じて出会った2人の異なる個性を、ハウスミュージックに注入したサウンドがMasters At Workと言えます。

始まりはKenny Dopeが行なっていたストリートパーティーにTodd Terryがよく遊びに来ていたことでした。Todd Terryはすでにハウスミュージックの制作を行なっていて、Kenny Dopeは家に遊びに行き制作を見ているうちに、影響を受け自身も音楽制作を始めることになりました。

一方、Louie Vegaは1985年よりDJを始め、ニューヨークでDJ活動と共に音楽制作を行なっていました。Todd Terryが自分の作った曲をDJで流してもらうため、Louie Vegaのもとに遊びに来るようになったことが交流の始まりでした。

やがて、Todd TerryはKenny DopeにLouie Vegaを紹介し、意気投合した2人は一緒に音楽制作を始めることになりました。

「Masters At Work」という名前はもともとはKenny Dopeが行なっていたストリートパーティーのクルーの名前でした。1987年にTodd Terryは「Alright Alright」と「Dum Dum Cry」をリリースする際に、Kenny Dopeから「Masters At Work」の名を借りてリリースしました。

しかし、90年にKenny DopeとLouie Vegaがプロダクションチームを結成したことにより「Masters At Work」の名前をTodd Terryから返還してもらい本格的に活動を開始しました。

Louie Vegaはその頃すでにAtlantic Recordsと契約していた上に、Warner Brothersとも仕事をしていたので、結成直後からリミックスのリリースで名を上げていきました。

93年にデビューアルバム「Masters At Work」をリリース、その後も、Luther Vandrossの「Are You Using Me?」、Indiaの「I can’t get no sleep」Braxtonsの「The Boss」と言った名曲を始め、Hardrive、The Bucketheads、Sole Fusion、Nuyorican Soul、Kenlouなど多数の名義を使いわけリリースを重ねました。

The Braxtons -The Boss (Masters At Work Album Mix)

96年には自身のレーベル「MAW Records」を設立。翌年にはNuyorican Soul名義で、今もフリークの間で絶大な人気を誇る「Nuyorican Soul」を発売しました。リードシングルの「Runaway」は世界中のフロアを幸せの渦に包み、今でも多くの人に愛されています。

Nuyorican Soul Feat India – Runaway

リミキサーとしてもMASTERS AT WORKの元には、世界中のアーティストから常に依頼が殺到していて、Madonna、Michael Jackson、Janet Jackson、Soul II Soul、Donna Summer、Incognito、Jamiroquai、Bjork、Daft Punkと言った多くのトップアーティストのリミックス作品を世に残しています。

1999年、2000年、2004年と3度もグラミー賞にノミネートをされ、ついに2006年にカーティス・メイフィールドのクラシック「スーパーフライ」のリミックスでLoui Vegaが「ベストリミキサー賞」を受賞し、キャリアの頂点へと上り詰めました。

長きに渡る膨大な活動と作品は世界中で高く評価されています。その功績に2002年のMWCで、US Dancestar Awardsの「Outstanding Contribution」賞を受賞しました。

記憶に新しいところでは2016年約10年ぶりの来日を果たし7台のCDJと2台のミキサーから作り出される圧倒的なサウンドで会場を熱狂の渦に包みました。その後も定期的に来日公演を行いながら、国内でも従来のファンだけではなく新たな世代をも魅了し続けています。

90年代から現在に至るまで二人は独創的なプロダクションスタイルと、さまざまな音楽形式に対する想像力豊かな感覚で、ダンスミュージックを更なる新しい道へと常に導いてきました。正に音楽界の至宝と言える唯一無二存在であります。

Masters At Workのおすすめ曲

Nuyorican Soul – Mind Fluid (Nuyorican Soul Shock Mix)

Kenlou – Moonshine

Loose Joints ‎– Is It All Over My Face (MAW Remix) 

MAW Featuring Roy Ayers – Our Time Is Coming

Earth Wind & Fire – Can’t Hide Love (Masters At Work MAW Mix)

Los Amigos Invisibles – Bruja (MAW Mix)

Nuyorican Soul & George Benson – You Can Do It (Baby)

Nuyorican Soul – I am the Black Gold of the Sun (MAW feat. Q-Tip Remix)

Masters At WorkのDJ Mix

Masters At Work – Live from Defected Croatia 2018

フォローして最新情報をチェックしよう!