Mark Farina(マーク・ファリナ)

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Mark Farina(マーク・ファリナ)

Mark Farinaは1969年イリノイ州シカゴで生まれました。15歳からDJを始め、初めてのハウスミュージック体験は親友のChris Nazukaと見たLil LouisのDJプレイでした。その後、1988年にシカゴのレコードショップ「Importes Etc.」で働いていたDerrick Carterと出会い、ハウスミュージックへと傾倒していくことになりました。

ほどなくして、Mark Farinaはシカゴのレコードショップ「Gramaphone」で、Chris Nazuka、Derrick Carter(Importes Etc.から移籍)と一緒に働きながら、アパートで共同生活を始め、トラック制作に取り組み始めました。

1989年にKevin SaundersonのKMSレーベルより、Chris Nazuka、Derrick Carterと共にSymbols & Instruments名義で「Mood」をリリースし、35,000枚以上の売り上げを記録しました。

Symbols & Instruments – Mood (optimystic mix)

当時のMark FarinaはDe la SoulやDiscoクラシックなどのメインフロアではあまりプレイされないジャンルの音楽を実験的にプレイしていました。その後、Markは「Mushroom Jazz」と呼ばれる独自のプレイスタイルを開発し、多くのリスナーの共感を集め、1992年Patty Ryan Smithと共に「Mushroom Jazz club night」をサンフランシスコで開催します。

パーティーは惜しくも3年間で終了しますが、その精神やスタイルはMix CDシリーズとして引き継がれます。西海岸特有のジャズやヒップホップ・ダウンテンポをミックスした人気シリーズとして現在でも非常に高い人気を誇っています。

日本では2006年伝説の野外イベント「Metamorphose」にヘッドライナーとして出演し、「ハウスセット」と「Mushroom Jazzセット」で、2つのフロアでプレイし観客を魅了しました。

近年では親交の深いDerrick CarterやDJ Sneakと共に活動し、2012年のTomorrow Land(世界最大級のダンスミュージックフェスティバル)では3人によるBack To Backを披露して話題を集めました。その後もイビサ島の人気クラブPachaで3人のプレイを披露するなど精力的に活動を行っています。

Mark Farinaは30年以上の長きに渡りDJ・プロデューサーそして忠実なハウスミュージックのアイコンとしてシーンの先頭を駆け抜けてきました。その音楽や精神は、革新的にもかかわらず謙虚で慎ましく、常にアンダーグラウンドに根差しています。

現在に至るまで常に世界中のクラブでプレイを続けているマーク・ファリナのMushroom Jazzとハウスミュージックという二つスタイルはこの先もダンスフロアを熱狂させ続けることでしょう。

Mark Farinaのおすすめ曲

Mark Farina – Dream Machine

Troydon – Waxed (Mark’s Greatlakes Remix)

Mark Farina & Homero Espinosa – Your Fantasy

Mark FarinaのDJ Mix

Mark Farina Live At Focus 7-17-18

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