elasticStageがサステナブルなレコード製造方法を開発

elasticStageがサステナブルなレコード製造方法

イギリスのスタートアップ企業elasticStageは、持続可能で倫理的、そしてずっと速く製造できるという革命的なレコード製造プロセスで、音楽業界に新たな流れを生み出すかもしれません。

「世界初のオンデマンド・ヴァイナル製造メーカー」と称されるelasticStageは、「特許出願中」の新製法によって、より少ないエネルギーで持続可能なレコード製作ができると主張しています。

開発に6年間を費やしたいう新製法は、レコード盤に異なる素材を使用し、PVCや有害な化学物質を排除することで、他のレコードプレス工場よりもはるかに短い期間で高品質のレコードを製造することができるとのことです。

「旧来のレコードプレス方法から脱却し製造されたレコードはすべてファーストプレスのレコードです。」とelasticStageは述べています。

パッケージングされたレコードは、製作後すぐに大量に発送できるため、リードタイムを大幅に短縮し、消費者の需要に即座に対応することができます。また、最低注文枚数が1枚なので、売れ残ったレコードが中古屋やバーゲンで山積みされる心配もありません。

さらに、アーティストがelasticStageのウェブ・プラットフォームで楽曲をリリースした「その日」にレコードを販売できることで、収益を上げ、物理的な売上のチャート順位も向上させることができます。

elasticStageは最近、350万ポンド(420万ドル)の資金調達に成功しており、オスカーとグラミー賞を受賞したレコードプロデューサーPaul Epworth(Adele、Paul McCartney)、Dan Grech-Marguerat(Lana Del Rey、George Ezra、Tom Grennan)や経営幹部のRyan Walter、Tim Parry、Ed Millet(TAPミュージック共同設立者)といった業界のプロからも支援されています。

Epworthはこの技術について、「50年かけて確立された製造工程から大幅にアップグレードしたサウンドを提供する方法」と賞賛しています。

「レコードの特徴を失うことなく、すべての周波数帯域でよりシャープな印象があります。ブラインドテストではオリジナルマスターとほとんど区別がつきません。」と彼は続けました。

今年度末にロンドンを拠点とする最初の製作・発送センターを立ち上げる予定で、その間に選ばれたアーティスト、レーベル、DSPに試験運用の機会が提供される予定です。レコードの価格は競争力のある価格設定とし、初期費用はゼロにする予定だと同社は述べています。

elasticStageのCEO兼共同設立者のSteve Rhodesは、「すでに大手DSPと我々の技術の統合について交渉中であり、ヴァイナルの商業的需要に迅速に対応できるよう業界を支援するのが待ち遠しい」とも述べています。

elasticStageの参入は、急増するレコード需要に対応するのに長い間苦労してきた業界にとって、歓迎すべきことであることでしょう。

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