DJアプリ『djay』がTiDALとSoundCloudのストリーミングプレイに対応
Algoriddim社のDJアプリ「djay」が、最新バージョンにTiDaLとSoundCloudのストリーミング機能を追加したことを発表しました。
すでにSpotifyがアプリに追加されているので、TiDALやSoundCloudから直接ストリーミングできるようになることで、真に包括的なサービスのラインナップが実現します。
SoundCloudはDJやトラックメーカーなどの重要なオーディオ配信プラットフォームであるため、いち早く新曲や未発表曲などをプレイすることが出来るため、魅力的なアップデートと言えそうです。
TiDALでは、楽曲へのアクセスはもちろんのこと、TiDALのトラックに関連するビデオコンテンツをロードし、オーディオと同じようにビデオを操作することもできます。
さらにAlgoriddim社の「djay」はMacとiOSでAbleton Linkもサポートするようになり、異なるデバイスで実行されているdjayをワイヤレスネットワーク上でシームレスに同期できるようになりました。
Algoriddimのプレスリリースによると、これらのサービスのコンテンツを使用するには、djay Proアプリ内でSoundCloudまたはTidalアカウントでサインインする必要があり、有料のSoundCloud Go +サブスクリプションの加入、もしくはTidalではPremiumまたはHiFiサブスクリプションの加入が必要です。
ライセンスのため、どちらのサービスでもオフライン再生はまだサポートされていません。ただし、ほとんどのDJアプリと同様に、再生中にトラックがメモリにキャッシュされるため、プレイ中に接続が不安定になった場合でも、トラックの途中で再生が停止することはありません。
djay 2.1の新機能
iOSおよびmacOS用のdjay 2.1の新機能は次のとおりです。このアップデートは、既存のdjay Pro 2ユーザーには無料で提供されます。
- Tidalとの統合機能:数百万のトラック、ミュージックビデオ、高品質のサウンド(TIDAL PremiumまたはHiFi)。
- SoundCloudとの統合機能:数百万のアンダーグラウンドおよびプレミアムトラック(SoundCloud Go +)。
- Ableton Linkのサポート:同じネットワーク上の他のLink対応アプリと同期プレイ(詳細設定から利用可能)。
- SoundCloudを通じてDJフレンドリーな曲の独占キュレーションセレクションを無料利用。
- Tidalを介したビデオストリーミング。
- 改良された新しいビートマッチエンジン。
- Metalレンダリングを使用し改善された新しいグラフィックエンジン。
- 内部の多くの修正と改善。