SOLID STATE LOGICがオーディオインターフェイス『SSL 2』と『SSL 2+』を発表
大手スタジオミキサー会社のSolid State Logicは、最新のオーディオインターフェイス「SSL 2」と「SSL 2+」を発表しました。
40年以上の知識と経験を詰め込んだSSLの伝説的なサウンドが、より手頃な価格で利用出来るようになりました。
「SSL2」と「SSL2+」どちらもUSBバスパワーで動作し、クラストップの「アナログマイクプリアンプ」、入力ソースにSSL4000シリーズの輝きとキャラクターを与える「Legacy 4K」モード、スタジオ品質の「モニタリング」が搭載されていて、外観も高級感のある仕上がりとなっています。
さらに、すぐに楽曲制作が開始出来るように「SSL Production Packソフトウェアバンドル」が含まれています。
最大の驚きは、「SSL2」が28,600円、「SSL2+」が35,475円という価格で購入出来ることです。
これから楽曲制作を始める人にとっては、業界のスタンダードであるSSLサウンドを知ることで、その後の音楽活動に大きなプラスになりますし、音源の2Mixを「Legacy 4K」モードに通すだけで、パソコン内部のみの完結では得られない立体感が生まれるので、ちょっとしたサミングミキサー代わりとして利用出来るのも良い点です。
中上級者にとっても、サブ機としての利用や、モバイル用として、手軽な価格でSSLを導入出来ることは大いにメリットがあります。
また、音楽制作以外でも、DJや、ライブパフォーマンス、動画配信の音声を収録するなど、様々な用途が考えられ、一台あれば何かと重宝しそうです。
SSL 2とSSL 2+の特徴
- AKM製24bit/ 192 kHz AD / DA コンバーターのオーディオインターフェイス
- USB2.0バスパワーにより電源不要
- SSL設計の2つのマイクプリアンプで比類のないノイズ性能
- クラシックSSL4000シリーズのコンソールにインスパイアされた「Legacy 4K」機能で任意の入力ソースにアナログカラーを追加
- 十分な電力を備えたプロ・クオリティのヘッドフォン出力
- ロー・レーテンシーなMonitor Mix Control
- 見事なダイナミックレンジを備えたバランスモニター出力
SSL2+には、さらに
- 独立した2つのヘッドホン出力
- MIDI 入出力
- アンバランス出力
の機能があります。
SSL 2とSSL 2+の比較
どちらの製品にも、録音用の2つの入力チャンネルと、スピーカーに接続するためのバランス型モニター出力があります。
「SSL2+」には、独立したヘッドフォン出力が2つあるため、歌や楽器の録音など、他の人とコラボレーションするときに最適で、2つ目のヘッドホン出力には異なるヘッドホンミックスが設定出来ます。
「SSL2+」はさらに、DJミキサーへの接続を容易にするアンバランス出力と、ドラムモジュールまたはキーボードに接続するためのMIDI入出力を備えています。
SSL 2 | SSL 2+ | |
Mic / Line / Hi-z 入力数 | 2-In / 2-Out | 2-In / 4-Out |
Legacy 4K スイッチ | ○ | ○ |
バランス出力 | ○ | ○ |
アンバランス出力 | – | ○ |
ヘッドホン出力数 | 1 | 2 |
ロー・レイテンシーMonitor Mix Control | ○ | ○ |
MIDI入出力 | – | ○ |
USBバスパワー | ○ | ○ |
SSL Production Packソフトウェアバンドルに含まれる製品
- SSL Native Vocalstrip 2 & Drumstrip プラグイン + その他のSSL Nativeプラグインの6か月間無料お試し
- Avid Pro Tools | First
- Ableton Live Lite
- Native Instruments Hybrid KeysとKomplete Start
- Loopcloudの1.5GBのサンプルパック
詳細はSolid State Logicのウェブサイトへ