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コード進行制作ツールのiPad版「Scaler 2 iOS」がリリース
作曲支援、コード進行制作の定番ソフトである「Scaler 2」の iPad版のリリースが発表されました。
「Scaler 2がiPadで操作出来るようになればなぁ」と考えたことがある人も多いと思いますが、これが実現することは大変喜ばしいニュースです。
iPad版が利用出来るようになることで、ますます便利にどこでも曲のスケッチを作ることが出来るようになります。
「Scaler 2」の iPad版は2022年6月24日の発売予定となります。
デスクトップ版から完全移植されたという「Scaler 2 iOS」は、機能制限されたアプリが無料でダウンロードでき、その後、課金することで全ての機能を解除することが出来るとのことです。
英国のPluginBoutiqe社が開発している「Scaler 2」は、コード進行を簡単に制作することができると評判で、MIDIとオーディオの検出機能を備えているので、ユーザーがどの入力した音に基づいて、キーとスケールを判断し、マッチするコードを自動的に提案してくれるという優れもの。
「Scaler 2」には以下のような機能があります。
- 音楽のキーを検知し、別のスケール、モード、コードセットを提案する
- 何百ものキーとモードから選択し、シーケンサーで素早くコード進行を構築できます
- Carl Cox、MJ Cole、The Temper Trap、Mitekiss、CeCe Rogers、Mike Huckabyなどの有名アーティストによる200以上のコードセットが用意されています
- チル、ドラムンベース、ジャズ、シネマティック、EDM、メタルなど、300以上のユニークなジャンルとムードに基づいたコード・セットを収録
- サスペンドコード、エクステンドコード、ドミナントセブンス、ジャズコードなどのコードバリエーションを選択できます
- Chord Create / Editorモードでは、サークルオブフィフスから検索して選択するか、キーボードから一音ずつ入力して、ユニークなコードを作成できます
- プロのミュージシャンによる200以上のフレーズ、演奏、リズムで、様々な拍子でメロディーを表現できます
- アルペジオや打ち込みの機能を使って、DAWと同期したリアルタイムな演奏ができます
- コード進行に変化を与えるコード・リプレイスメント機能
- キーボード全体に音を広げるためのさまざまなコード・ヴォイシング
- ドラッグ&ドロップでDAWにMIDIを書き出し可能
- VST / AUインストゥルメントをScaler 2に割り当てて、お気に入りのシンセサイザーをコントロールしたり、30以上の内蔵エレクトロニクス、アコースティック、オーケストラのサウンドを使用することができます
- Scaler 2のバインドMIDI機能を使って、指一本でコードやメロディーを演奏したり、録音したりできます
- MIDIだけでなく、オーディオ検出でスケールを特定
- ベースモードで現在のスケールとコードに合わせたベースラインを生成
- メロディモードとシーケンスモードで、現在のスケールとコードに適合したメロディラインを生成します
- コンピュータのキーボードやMIDIコントローラーにMIDIマッピングして、キー、パフォーマンス、メロディ、ベースラインを即座に変更可能
- ヒューマナイズとクオンタイズ機能で、より自然な響きのメロディと表現が可能
- キーボードコマンドやUIボタンでモードやページ間の移動が可能
バージョン2の新機能
- 600以上の新しいコードセット、数百の新しいスケール、45の新しい楽器でゼロから設計し直されました
- プロのミュージシャンによる500以上のフレーズ、パフォーマンス、シーケンス、ベースライン、メロディ、リズムでメロディックな表現をプレイ
- キーロックは、コードにキーをロックして、感情的なメロディーを作るのに役立ちます
- サジェストモード – Scaler 2は、コード進行に複雑さと芸術性を加えることができます
- パターン内のコードごとに長さ、ベロシティ、転回、オクターブ、タイミングなどを調整できるEdit Modes
- 複数のパターンをアレンジして演奏したり、キースイッチで切り替えることができるパッドビュー
- DAWシンクプレイバックで新しいコード進行の確認が可能
- ボイスグルーピングにより、コードを一定の範囲にまとめてボイスリードすることが可能
- 投げ縄、ドラッグ&ドロップ、置き換え、挿入などのコード編集・移動ツール
- Midi Mappingにより、演奏、スケール、パターンを即座に変更可能
- その場で変更可能
- 3/4、5/4、6/8、12/8などの拍子記号を含む3連符の新しい表現が100以上。
- 新しいコード作成/エディターモード – 5音の輪から検索して選択するか、キーボードから一音ずつ入力してコードを作成します。