Robert Owens(ロバート・オーウェンズ )
Robert Owensは、1961年生まれのシンガーソングライター、ミュージックプロデューサー、DJです。ロバートは、シカゴの貧しい地域で育ちました。教会で歌い始めたのが、ロバートの音楽との出会いです。音楽は彼に希望と安らぎを与えてくれたので、彼は音楽に夢中になりました。教会のゴスペル聖歌隊で鍛えられた歌声はRobert Owensのアーティストとしての魅力の一つとなっています。
しかし、ロバートが最初にハウスミュージックの世界に入ったのは、DJとしてでした。シカゴでFrankie KnucklesやRon Hardyがハウスミュージックを作り上げていた時代でした。
DJとして活動していた1985年、友人の紹介でロバートはLarry Heard(ラリー・ハード)に出会い、スタジオに招待されました。Larry Heardの作ったトラックに合わせ即興で歌を披露したことがきっかけでハウスミュージックグループ「Fingers Inc」を結成しました。その後、すぐに「Mystery of Love」や「Can You Feel It」など優れたシングルをリリースし、ハウスミュージック史に残る曲となりました。
1988年にフルアルバム「Another Side」で大成功を納め、ヨーロッパにツアーに行くほどの世界的グループになりましたが、その後、グループは各々のソロキャリアを磨くことに合意し、友好的に解散しました。
1989年、フランキー・ナックルズの電話を受けて、ニューヨークに行き、Def Mix Productionsの曲をレコーディングしました。ボーカリストとして参加したこの曲は、Satoshi Tomiieのデビュー曲「Tears」で、ロバートのソロアーティストとしての成功の着火点となりました。
1990年には、4th&Broadwayと契約し、アルバム「Rhythms In Me」をリリース。その後、Robertの声を求めて数多くの共演依頼を受け、多数のアーティストの作品にボーカリストとして参加しました。
ソロアーティストとしてビルボードのHot Dance Music / Club Playにランクインした曲がたくさんあります。「I’ll Be Your Friend」(1992年)と「Mine to Give」(2000年)は1位に輝きました。
2011年にNHKの番組にSatoshi Tomiie、Louie Vega(ルイ・ヴェガ)らと共に出演したこともあり、日本でも人気があります。
現在は拠点をベルリンに移し、DJとしても、シンガーとしても、活発にパフォーマンスを行なっています。
Robert Owensのおすすめ曲
Robert Owens – Visions
DJ Spen & Robert Owens – A Greater Love (Classic Mix)
Robert Owens – Deep Down (Music Video)
Orgue Electronique ft Robert Owens – Our House
Kris Menace feat. Robert Owens – Trusting Me (Official Video)
Alex Flatner & Blue Amazon ft. Robert Owens – Never Get It Twisted (Original)
Soul Clap feat. Robert Owens – Misty (Club Mix)
Robert OwensのDJ Mix
Robert Owens Boiler Room London DJ Set