Pro ToolsユーザーがReason Rackプラグインを利用可能に
Reason Studiosが、Reason Rack AAXを2020年5月5日にリリースすることを発表しました。
2019年にReason 11のリリースと同時にReason Rackが発表され、ReWireを使用せずに、プラグインとしてDAW内でReasonインストゥルメントとエフェクトにアクセスできるようになりました。しかし、AUおよびVSTプラグインをサポートするDAWでのみ使用することが出来、AAXプラグインが非対応だったため、Pro Toolsのユーザーは使用することが出来ませんでした。
Reason RackのAAXプラグインは、Reason11の所有者には無料アップデートとして提供されます。
Pro Toolsを使用していて、Reason Rackを導入したい方は、「Reason 11 Intro」が99ドルで購入出来ます。Reason Rackへのアクセスを提供し、11個のインストゥルメント、11個のエフェクト、3つのプレーヤー、8つのユーティリティの合計33個のデバイスが含まれています。
さらに多くの機能を持つ「Reason 11」が399ドル、「Reason 11 Suite」が599ドルとなっています。
Reason 11のみでも制作を完結することが出来ますが、それでも、業界標準と言われるPro Tools内での編集が簡単になることには大きなメリットがあります。一方、Pro Toolsユーザーは、個性的なReason 11のデバイスが新たな選択肢に入ることで、創造性を拡張するきっかけになるかもしれません。
「昔、Reasonを使っていたけど、最近使っていない」という方はプラグイン化したReasonを試してはいかがでしょうか?