ベルリンを拠点とするMenura Audioが、DJやライブ・パフォーマンスに特化したコンパクトなデジタル・エフェクト・ユニット「MDFX Delay」と「MDFX Reverb」をKickstarterで公開しました。
今回のユニットは既存のDJミキサーを置き換えるのではなく、マスター・インサートやセンド&リターンを通じて、あらゆるセットアップにエフェクトを拡張することを目的に開発されています。
「MDFX Delay」はBPM同期に対応したステレオ・ディレイで、8分音符から4小節までのタイム分割が可能です。
リバース・モードや自己発振機能に加え、クリーンなデジタル音から不安定なテープの質感までを再現できる「TAPE」パラメーターを備えているのが特徴です。
一方の「MDFX Reverb」はプレート・リバーブ・アルゴリズムを採用し、直感的なパフォーマンスを重視した設計となっています。
残響を保持するFreezeボタンのほか、BPM同期したトレモロやシマー、ハイパス・フィルター、ローファイ・モードなど多彩なエフェクトを搭載しています。
テンポ同期については、タップ・テンポやMIDIクロックのほか、アナログレコードなどの音源からもテンポを割り出せるオートBPM検出機能を備えているとのことです。
また、クラス・コンプライアント対応のUSBオーディオ・インターフェース機能により、エフェクト適用前後の音をコンピューターへ直接録音できる仕組み。
アルミニウム削り出しの筐体にはマグネットが内蔵されており、DJミキサーの側面に垂直または水平にレイアウトできる柔軟性も持ち合わせています。
開発元は実際のハードウェアと同じDSPコードを使用したブラウザ・デモを公開しており、購入前にサウンドを確認できるユニークな試みも行われています。
Kickstarterでの早期支援価格は1台340ユーロから設定されており、製品の発送は2026年後半を予定。
Allen & Heath Xoneシリーズやロータリーミキサーなどのエフェクトが付いていないDJミキサーでの使用や、ライブパフォーマンスのエフェクターとしての使用が想定できますね。
https://www.kickstarter.com/projects/menura-audio/mdfx-series-delay-and-reverb

