Sebastian Legerが新レーベルを設立

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Sebastian Legerが新レーベルを設立

lost miracle recordings

フランスのDJ兼プロデューサーであるSebastian Leger(セバスチャン・レジェ)は、自身の音楽活動20周年を記念し、新しいレーベルを立ち上げました。

「Lost Miracle Recordings」と名付けられたこのレーベルでは、”即席のクラシック感”と、”他のどこにも収まらない音楽”を探求していくそうで、

「ハウスミュージックというジャンルにとらわれず、他のどの曲よりも際立った、メロディーやその他の要素を盛り込んだ音楽を作りたい」とプレスリリースでは語っており、ファンキーな曲、悲しい曲、ハッピーな曲を作っていきたいとのことです。

Lost Miracle Recordingsのロゴやそのビジュアルイメージには、エキゾチックなイメージに大きくインスパイアを受けており、アートやファッション、食べ物や建築など、あらゆるアジア文化から吸収したビジュアルを構築しています。

SoundCloud上でリリースされているトラックのカバーアートには夜の水面に浮かぶ金魚の提灯が列をなしている様子が描かれており、日本や台湾、中国といった東アジアを連想させるイメージとなっています。

このカバーアートが設定された3つの楽曲は、Lost Miracle Recordingsが設立後初めてリリースした作品で、そのうちの1つにはDirtybird、Cocoon、Get Physicalなどのレーベルからリリースを重ねるTim Green(ティム・グリーン)がリミックスを担当しています。

一曲目の 「Skadi」はリードトラックに相応しく、嬉々とした開放感に溢れるサウンドと記憶に残るメロディが特徴的な楽曲となっています。プログレッシブハウスとディープハウスのミックスといった、セバスチャン・レジェが求めていたようなイメージに近い作品といえるでしょう。二曲目の「Forbidden Garden」からはフルートやドラムから、西アジア、中東の強い影響を見ることができます。Tim GreenのRemixに関しては、よりグルーヴ感を重視したテックハウス作品となっています。

2019年6月7日にEPのリリース。Beatport上で購入することが出来ます。

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