Googleがヴァーチャル展示会「Music, Makers & Machines」を開催
Google Arts & Cultureは、50を超える博物館、フェスティバル、教育機関、アーカイブ、レーベルと共同で、エレクトロニック・ミュージックの歴史とレガシーをテーマにしたヴァーチャル展示会「Music, Makers & Machines」を開催しました。
このオンラインヴァーチャル展示会では、写真、ビデオ、360°ツアー、3Dスキャンなどの膨大なアーカイブに加え、シーン、サウンド、都市などを掘り下げていて、エレクトロニック・ミュージックの歴史と遺産を、伝説的なシンセサイザー、スタジオ、音楽会場などを通じて体験することができます。
Google Arts & Cultureが制作した「Music, Makers & Machines」は、エレクトロニック・ミュージックとそのルーツを称えることを目的としています。このプロジェクトは、エレクトロニック・ミュージックが大衆文化の中で重要な役割を果たしていることを示すものであり、このプロジェクトを遂行するために、博物館、アーカイブ、フェスティバル、教育機関、業界の専門家、エレクトロニック・ミュージック・シーンのパイオニアなど、15カ国から50人以上の国際的な文化関係者が協力しています。
その中には、XL Recordings、Innervisions、Kompakt、Kitsuné、WDR、Museum of Youth Culture、Clubcommission Berlin、Moogseum (Bob Moog Foundation)、SMEM (Swiss Museum for Electronic Music Instruments)、Amsterdam Dance Event、Philharmonie de Paris、Barbican Center、Chicago History Museum、Sydney Opera House、Nakamura Keith Haring Collectionなどが含まれています。
「Music, Makers & Machines」の内容は以下になります。
- 10,000点以上の写真・ビデオ素材
- 世界15カ国のパートナー企業による200以上のオンライン展示物
- 4つのストリートビューおよび360°ツアー
- 3Dスキャンされた22台のシンセサイザー
ハイライトとしては、ベルリンの有名クラブ<Tresor>のエントランスの3D化、SMEM(Swiss Museum for Electronic Music Instruments)のコレクションから3Dスキャンされたシンセサイザーのアーカイブ、360°ストリート・ビュー・ツアーなどがあります。
「Music, Makers & Machines」は、iOS/Androidの「Google Arts & Culture」アプリ、または下記のサイトでご覧いただけます。