ビート職人Emancipatorがニューアルバム『Mountain of Memory』をリリース
Emancipator(エマンシペーター)としてよく知られているオレゴン州ポートランドを拠点とするエレクトロニック・プロデューサーであるDouglas Applingは、最新のスタジオアルバム「Mountain of Memory」をリリースしました。
Loci Recordsよりリリースされた「Mountain of Memory」には14曲の新曲が収録されています。Emancipatorが何年にも渡って作り上げてきたヒップホップ・ビートを基調とし、インドのディルバ、チンバローム、フィンガスナップなど、個性的な楽器を含め、シンセ、ギター、バイオリン、ドラムなど、彼の音楽を作るために様々なサウンドが録音されています。
Emancipatorはこのアルバムを作る際に、制作に没頭するため、緑豊かなオレゴン州の森にスタジオを建てており、以下のように述べています。
「2017年のアルバム「Baralku」以来、ポートランドの街からMt. Hoodの森に引っ越しました。そこで音楽を録音、制作するために新しいスタジオを作り、ガレージを改装して、私にとってのProduction Shangri-Laになりました。デスクはかつて薪ストーブが置かれていた場所にあり、緑がかった窓からの眺めは、私のファーストアルバムのカバーと驚くほど似ています。本当に夢が実現しました。」
Emancipatorはアメリカでのツアーを予定していましたが、Covid-19の影響により、他の音楽業界同様に、ツアーは夏まで延期されています。
ツアーライブはバンド形態で行われ、Douglas Appling(プロダクション/ギター)、Ilya Goldberg(バイオリン)、Colby Buckler(ドラム)、Mub Fractal(ベース)、Asher Fulero(キーボード)で構成されています。