ベルギー出身のテクノアイコンであるCharlotte de Witteが、自身の主宰するレーベル「KNTXT」において、世界中のプロデューサーからデモ音源の公募を開始しました。
今回のオープンコールは単なるリリース候補の選定にとどまらず、有望なアーティストの発掘や育成、制作へのアドバイスを提供することを目的としています。
最も注目すべき点は、送られたすべてのデモ音源に対して、Charlotte de Witte本人が自ら耳を通すことを約束している点でしょう。
応募を希望するアーティストは、3曲から5曲のトラックをSoundCloudにアップロードし、短いアーティストプロフィールを添えて専用のメールアドレスに送信する必要があります。
受付の締め切りは5月18日に設定されており、選考結果やフィードバックなどの返答は9月までに行われる予定です。
世界トップクラスのDJが、デモという形を通じて新世代の才能と直接向き合う機会は非常に稀であり、制作シーンにおいて大きな注目を集めています。
デジタルプラットフォームの普及により、近年ではSoundCloud上のコレクションから未知の楽曲が発掘され、バイラルヒットに繋がるケースも増えています。
KNTXTはこれまで独自の美学に基づいた硬質なテクノを提示してきましたが、今回の公募を通じてレーベルの新たな音楽的側面が拡張される可能性も否定できません。
Charlotte de Witte自身は今夏、イビサの新スポット「UNVRS」での公演や、ニューヨークでの¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$UとのB2Bセットなど、多忙なスケジュールを控えています。
多忙を極めるトップアーティストが「全曲を聴く」と公言した今回の取り組みは、野心的なクリエイターにとって大きなチャンスとなるはずです。
自身のサウンドが現代のテクノシーンを象徴するレーベルにどう響くのか、その結果を待つ時間はプロデューサーたちにとって貴重な経験となるでしょう。

