Behringerが『MonoPoly』を公開
Behringer(ベリンガー)から「MonoPoly」の動画が公開されました。
2019年末頃、Behringerが「MonoPoly」という商標を登録したことが報じられたことにより、Korgが1981年に発売した伝説的なシンセサイザー「Mono/Poly」のクローン版がベリンガーからリリースされると噂されていました。
Korg「Mono/Poly」はDepeche Mode(デペッシュ・モード)が愛用していたことで知られており、現在でも、MGMTや、Tychoなどのアーティストたちがフェイバリットとして挙げています。
「MonoPoly」シンセは、オリジナルのKorg「Mono/Poly」のレイアウトを維持し、完全なアナログシグナルパスを特徴としています。4つのVCOが搭載され、それぞれのボイスに複数波形があり、単一の24dBフィルターに入力されます。ADSRまたはデュアル・アナログLFOを使ってフィルターとアンプリチュードを調節できます。
先日発売された「Poly D」と同様に、「MonoPoly」もパラフォニック・シンセサイザーで、モノフォニック、ユニゾン、ポリの各モードで4音符を再生できます。MonoPolyにはパルス幅変調とデチューニング、さらにクロス・モジュレーションとオシレータ・シンクを実現するエフェクトセクションも近くにあります。
Mono/Polyの有名なアルペジエーターはBehringerの「MonoPoly」に組み込まれており、Up/Downとオクターブが選択できるLatchモードスイッチがあります。
背面にはCVパッチポイントがいくつかあり、Sync、MIDI In/Out/Thruもあります。37鍵のキーボードはセミウェイトで、シンセ部分は3つの異なる角度、またはフラットに設定できます。
発売日や価格に関してはまだ発表されていませんので、続報を待ちたいと思います。