カリフォルニア州で開催された音楽フェスティバル「Coachella」が、夜間の門限を破ったとして、地元当局から計4万ドルの罰金を科されました。
この罰金は、第2週末の金曜日と土曜日に出演したAnymaとJustin Bieberのセットが、規定の深夜1時をわずかに過ぎて終了したことによるものです。
特に注目を集めたのは、イタリア出身のアーティストAnymaによるAVプロジェクト「ÆDEN」のデビューパフォーマンスでした。
深夜0時に開始されたこのステージは、予定を9分超過して午前1時9分に終了し、これだけで2万4000ドルの罰金が課せられています。
一方で、サプライズで登場したJustin Bieberのステージも終了時間が2分遅れ、2万ドルの支払いを命じられる結果となりました。
開催地であるインディオ市の規定では、門限を最初の5分超過した時点で2万ドルの罰金が発生し、その後は1分経過するごとに金額が加算される仕組みになっています。
Anymaにとって今年のCoachellaは多難なものとなり、第1週末は最大風速45マイルに達する強風の影響で、セットの中止を余儀なくされていました。
本人やチームが1年かけて準備してきた待望の「ÆDEN」公演だっただけに、第2週末での実施は唯一の披露機会という背景があった模様です。
Coachellaでは過去にも門限超過による多額の支払いが続いており、2023年にはSkrillexやFour Tet、Frank Oceanらのセットによって合計16万8000ドルの罰金が科された実績があります。
アーティストが表現を全うしようとする姿勢と、地域社会の騒音規制との間にある、フェスティバル運営の根深い課題が改めて浮き彫りになりました。

