ベルリン市議会の新しいプログラムにより、クラブに行くための50ユーロ相当の「カルチャー・クレジット」が18歳から23歳までのベルリンの若者に支給されました。
このクレジットを使って、ナイトクラブを含むベルリンの200以上の文化施設の入場券を購入することができます。
この「Jugendkulturkarte」キャンペーンは、ベルリン市文化・欧州評議会の主導のもと、市内の多くの文化施設の協力を得て実施されており、個人の経済的な制約に関係なく、ベルリンの若者が多様な文化シーンを再発見し、それを生で体験出来るように誘います。
ベルリン市内の主要なクラブやパーティーを代表する団体「ベルリン・クラブコミッション」は、このニュースをインスタグラムで祝いました。
投稿には、「Jungendkulturkarte.berlinが今日からスタートし、クラブがその一部を担えることをうれしく思います」と書かれています。
ベルリンではクラブが文化の一部として立派に認められていて、観光資源としての地位を築いていますが、日本でもクラブカルチャーの地位が向上して、こうした支援を行政から受けられるような日が来ると良いですね。