Kerri ChandlerがReel-to-Reel DJ Setを公開
Kerri Chandler(ケリー・チャンドラー)のReel-to-Reel DJ Setが公開されました。
ケリー・チャンドラーは2021年11月28日にロンドンの<The Roundhouse>で行われるリール・トゥ・リールによる特別ライブを控えています。
このライブの準備として、ライブストリーミングが<Defected Records>のYoutubeチャンネルで公開されました。
動画ではテープマシンとして4台のPioneer RT-707とロータリーミキサーにNEAのUlisseが使用されています。
「リールは私にとって生涯続く愛すべきものであり、気まぐれで大変な仕事ですが、そこから得られる音質は他のフォーマットにはないものです。」とケリー・チャンドラーは説明します。
「その昔、メジャーなクラブには必ず1台のテープマシンがブースに置かれていた。ターンテーブルと違って、音飛びや振動、スタイラスの汚れを気にする必要がありません。実際、クラブで演奏しているときに針が少し汚れているのを確認したら、1分ほどテープにコピーして戻し、テープを再生してスタイラスを掃除してからレコードを戻すこともありました。」
フランキー・ナックルズやデビッド・モラレスがリールを使ってミックスしているのを見たことは、彼にとって重要な経験のひとつでした。
また、11月28日に行われるラウンドハウスでの公演については以下のように述べています。
「11月28日(日)、私はロンドンの美しいRoundhouseで、いつもとは少し違ったショーを行います。ショーは、Mr.Gによる多彩なDJセットで始まり、私はリール・トゥ・リール・プレーヤーだけを使ったセットをプレイします。このリールについて少しでも紹介したいと思い、今回のセットを用意しましたので、何が行われているかを実際にご覧ください。このショーでは、ユニークなプロジェクションマッピングやその他のオーディオビジュアルの楽しみもあります。トムとDefectedの皆さんに感謝します。皆さんにお会いできることを楽しみにしています。Love, respect and admiration, Kerri」