Toy TonicsレーベルのボスMathias Modicaがトリップホップ・アルバム『Sonic Rohstoff』をリリース

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Toy TonicsレーベルのボスMathias Modicaがトリップホップ・アルバム『Sonic Rohstoff』をリリース

自身のレーベル<Gomma Records>(現在は休止中)、<Toy Tonics>、<Kryptox>を運営することで知られるMathias Modica(MunkまたはKapoteとしても知られている)が、90年代のトリップホップから影響を受けたアルバム「Sonic Rohstoff」を発表しました。

ベルリンの鮮やかな新しい音楽の風景を紹介することに絶えず専念してきた彼は、LCD SoundsystemのJames MurphyやNancy Whang、Peaches、Asia Argento、The Rammellzee、WhoMadeWhoなどのプロデュースを手がけ、多くの優れた才能や音楽スタイルを発見し、開拓してきました。

クラシック音楽の作曲家の親を持つMathias Modicaは、ジャズピアノの学生でしたが、ちょうど20年前に学業を中断し、<Gomma Records>と最初のアーティスト名であるMunkを立ち上げました。<Gomma Records>は、<DFA Records>や、<Output Recordings>などに並び、2000年代のインディー・ディスコ・ウェーブを代表するレーベルとなり、i-Dマガジンでは「ドイツで最も新鮮で面白いレコードレーベル」と評されました。実際、DJカルチャーとバンドや本物のミュージシャンをつなぐレコードレーベルというだけでなく、グラフィックマガジンや服をリリースしたり、世界中でアンダーグラウンドなアート展を開催したりしていました。

2015年にGommaを休止すると、ハウス、ネオソウル、フューチャー・ディスコ、ブロークン・ビートのレーベル、<Toy Tonics>を新たに立ち上げ、COEO、Joel Holmes、Kosmo Kint、Cody Currieなどのアーティストを発掘し、成功に導きました。2018年には、ジャズ、サイケデリカ、エレクトロニカの刺激的な融合を強調するための拠点として<Kryptox>を立ち上げ、ドイツ在住の世界中のライブミュージシャンのるつぼとしての地位を確立しました。

アルバム「Sonic Rohstoff」は、1970年代のジャズ・ファンク、1990年代のトリップ・ホップ、エレクトロニカ(特にJames Lavelleが主宰するレーベルMo’ Wax)、そしてAlessandro AlessandroniやNino Rotaといった映画音楽の作曲家、さらに、1980年代の日本のフュージョン・ジャズの魅力的な世界からもインスピレーションを受けています。

10曲のスローなインストゥルメンタル曲が収録されており、Mathias ModicaがRhodes、シンセサイザー、ベース、ドラム、パーカッションを演奏しており、本物のドラム、フィールド・レコーディング、サンプリングから作られたビートがベースになっています。ベルリン・クロイツベルグの地下スタジオで数台のキーボードを使って演奏した暖かくメランコリックなコード進行とメロディーが完璧なムードを与えています。

<Sonic Rohstoff>は、2021年5月14日にリリースされます。

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