Theo Parrish(セオ・パリッシュ)
Theo Parrishは1972年にワシントンDCで生まれ、幼少期を音楽にあふれるイリノイ州シカゴで過ごしました。
Theo Parrishは幼いころからMiles Davis、Stevie Wonder、Jimi Hendrix、Nina Simone、George Gershwin、Bob Marley、そして彼の叔父でもあるジャズミュージシャンのDexter Simsなど偉大なアーティストの音楽的影響を受けて育ちました。
また、ラジオを通してRon Hardy、Larry Heard、Lil’ Louisなどのシカゴハウスのアーティストも、彼の初期のキャリアに強い影響を与えました。
1986年、13歳の時にDJを始め、15歳の時に初めてギグをし、23ドルを稼ぎました。22歳まではプロとしてDJを行うことはありませんでしたが、その間、奨学金を得てKansas City Art Instituteへ入学しました。最初はペインティング、その後は彫刻に変化し、最終的にはオーケストレーション、ループレコーディング、人の声、多数のサウンド生成装置など、音の彫刻に集中していました。
1994年にはデトロイトに移住し、デトロイトのアンダーグラウンドシーンに深く携わるようになっていきました。
Ron TrentのレーベルPrescriptionのスタジオと、Daniel Bellのレーベル7th Cityで一時働いていたので、スタジオ設備を使うことが出来ました。
そのため、Theo Parrishはしばらく自分の音楽機材を持っていませんでしたが、7th Cityで働いている時に、Claude YoungにSP-12とJuno106を売ってもらいました。Juno106は一部壊れていたそうですが、気にせず使っていたそうです。その後も、SP-1200とAlesisのシーケンサー、MPC2000XLなど機材を増やしてトラック制作を続けました。
最初のリリースは1996年で、MoodymannのレーベルKDJから出した「Lake Shore Drive」でした。
続く、1997年にデトロイトの象徴的存在の3人、Theo Parrish、Moodymann、Rick Wilhiteによって結成されたユニット「3 Chairs」としても活動を始めました。さらに自身のレーベル「Sound Signature」を設立し、新しい発想と自由な表現で次々と作品をリリースしました。
2013年にはSound Signatureのシスターレーベル「Wildheart Recordings」を始動しました。
主流であるニューヨークハウスの音に対して、Theo Parrishたちデトロイトのアーティストの作り出すローファイなざらついた音像は、ハウスミュージックに風穴を開ける衝撃的なものでした。
「音楽への愛こそがプロデューサー、パフォーマー、DJ達の原動力であるべきだ」
「愛があればサンプリングも盗作ではなく個性ある音のコラージュとなる」
「同じ理解としっかりした思いを持つことにより、DJプレイもスピリチュアルな行為となる」
というTheo Parrish自身が掲げる哲学は、現在でも彼が作り出す独自のサウンドに形と方向性を与えています。
音楽をカテゴライズすることを好まないTheo ParrishのDJプレイは、ハウス、ディスコ、R&B、テクノ、アンビエント、アフロ、スピリチュアル・ジャズ、レゲエなどジャンルにとらわれない選曲で、音楽への造詣の深さを垣間見ることが出来ます。
近年では、ロンドンの今は亡き伝説のクラブPlastic Peopleにて2014年の閉店までレギュラーパーティーを開催していました。
その後もアメリカだけでなくヨーロッパなど世界中の国々で精力的にプレイを現在も続けています。
Theo Parrishのおすすめ曲
Theo Parrish – Summertime Is Here
Theo Parrish – Solitary Flight
Theo parrish – Dance Sing
Kites on pluto – Theo Parrish
Theo Parrish – Somethin
Theo Parrish – 71st & Exchange Used To Be
Theo Parrish – Preacher’s Comin
Theo Parrish – What You Gonna Ask For (Theo Mix)
Andrew Ashong & Theo Parrish _ Flowers
Theo ParrishのDJ Mix
Theo Parrish Boiler Room London DJ Set