Terry Hunter(テリー・ハンター)
Terry Hunterは、ハウスミュージックの発祥の地でもあるシカゴのサウスサイドで1970年に生まれました。幼い時から、DJをしていた父親の影響でDiscoやSoulを聴いて育ち、LPレコードが大好きでお小遣いを貯めては購入していたそうです。
Frankie Knucklesのミックステープと、ラジオ局WBMXのHot Mix 5に影響され、12歳の誕生日にロータリーミキサーを求めるほどでした。
友達と遊ぶよりもレコード店にいる時間の方がずっと長く、成長とともにDJになりたいという気持ちがますます募っていきました。やがて、ホームパーティーやハイスクールのパーティーでDJをするようになり人気者になっていきますが、それで生計が成り立つのか不安を感じていました。
80年代後半になると、友人の家にあったKorgのキーボードとドラムマシンでトラック制作を始めるようになりました。そのトラックのひとつは「Madness」と呼ばれ、のちにAlmandoに出会ったことで、彼のレーベルWarehouse Recordsから1990年にリリースされました。
本格的に音楽の道に進み始めたTerry Hunterは、Aaron Smith、Ron Trent(のちに脱退)と結成した、シカゴ・ディープハウス・ユニット「UBQ PROJECT」のメンバーとして、音楽制作やタレントマネージメントなど幅広い活動をし始めました。
2004年にはハウスミュージックの世界を充実させ、多くの眠っている才能を発掘することを目的に、「T’s Box Records」という自身のレーベルを立ち上げました。
Terry Hunterが関わる音楽の世界は広く、Michael Jackson、Twista、Mary J. Bligeなどの有名アーティストのためにリミックスをしています。さらにViolator All Star DJの一員としてヒップホップアーティストの仕事にも関わっています。
2013年に「We Are One: A Movement for Life」を発表し、全ての収益は暴力を減らすための活動をしている非営利団体に寄付されました。
2014年には、Grammy賞にノミネートされたJennifer Hudson feat. R.Kellyの 「It’s Your World」のプロデュースをしました。
現在も、シカゴから生まれたハウスミュージック本来の音楽を世界に広めるべく、世界中を飛び回っています。
Terry Hunterのおすすめ曲
Terry Hunter – Blue Notes
I Will Survive (The Aretha Version) [Terry Hunter Extended Remix]
Kentrell – In The Middle (Terry Hunter Original)
Mya – Circle Of Life (Terry Hunter Circle Club Mix)
The Late Night Affair and Salah Ananse – Still In Love (Terry Hunter Main)
Terry HunterのDJ Mix
TERRY HUNTER righteous house set in The Lab LDN