808 Stateによる17年ぶりのアルバム『Transmission Suite』が発表
イギリスのテクノバンドである808 Stateは、10月11日に最新アルバムである『Transmission Suite』のリリースを発表しました。
808 Stateによるフルアルバムは、2002年の『Output Transmission』以来のリリースとなり、今回10月にリリースされるものは17年ぶりのアルバムとなります。
2002年のアルバムリリース後も、808 Stateはライブやリミックスの発表でその存在感をアピールしてきましたが、流石に15年以上もアルバムを出していないとなると、徐々に脚光を浴びることも少なくなっていきます。
今回のアルバムリリースは彼らに再びスポットライトが集まる機会になり、10月の解禁がファンにとっては待ち遠しいところです。
アルバムの制作にあたり、レコーディングは808 Stateが1989年に収録を行い、さらにその前の1963年にビートルズが収録したという、イングランドの放送局であるGranadaで行われたということです。
スタジオにはいまだにフロッピーディスクが散乱しているなど、当時の面影が強く残っており、その雰囲気を尊重したいという808 Stateの感覚にマッチした場所となっていたそうです。
メンバーのGraham Masseyによると、今回のアルバムでは「人々が没頭してしまうような未来」を届けることを目的としているということで、808 Stateがこれまで取り組んできたフューチャリズムのあり方を体験できるような内容となってくれるかもしれません。
すでにアルバムに収録予定の一曲である 「Tokyo Tokyo」がシングルカットとしてストリーミングサイトで配信されており、こちらはYoutubeからも視聴可能です。